杏の杜財団法人

お知らせ

秋田MA-T®フォーラムを開催しました

 
 10月18日(土)、ANAクラウンプラザホテル秋田にて、「秋田MA-T®フォーラム」を開催しました。
(主催:一般財団法人 杏の杜財団、企画:エーツーケア株式会社、運営協力:ブラウブリッツ秋田)

 MA-T®はMatching Transformation SystemⓇの略で、革新的な酸化制御技術です。 亜塩素酸イオンから必要な時に、必要な量の活性種(水性ラジカル)を生成させることで、ウイルスの不活化、種々の菌(細菌)の除菌を可能にします。

 本技術は、日本MA-T工業会や日本MA-T学会の設立や、日本オープンイノベーション大賞・内閣総理大臣賞の受賞、2025年大阪・関西万博への出展など、今まさに各方面での研究や社会実装が急速に進展をしています。

 本フォーラムでは、MA-T®の研究・開発・実装を牽引されている専門家の皆様より、MA-T®技術の多角的な情報の紹介を目的としました。

 冒頭、当財団 代表理事の荻原弘子より挨拶をさせていただきました。


 講演内容は以下の通りです。

・「MA-T System®とは何か」
 大阪大学大学院薬学研究科 生体構造機能分析分野 教授 井上 豪

・「「MA-T®気流空間洗浄機“ドクトーレ”について」
 クリーン・テクノロジー株式会社 代表取締役社長 淡路 敏夫

・「MA-T®のひろがる世界」
 一般社団法人日本MA-T工業会 専務理事 大阪大学大学院薬学研究科 特任教授 安達 宏昭

・「MA-T®製品“A2Care”のご紹介」
 エーツーケア株式会社 代表取締役社長 石原 嘉文

・「MA-T®の口腔領域での活用(動画講演)」
 大阪大学大学院歯学研究科 成長発達歯学系部門 顎口腔機能治療学講座 教授 阪井 丘芳

・「MA-T®の口腔領域での活用(動画講演)」「MA-T®を医療、介護の実践現場で どう生かしてゆけるのか
~実践現場の問題点解決策の一方法論として~」
 一般社団法人日本感染管理支援協会 代表理事 土井 英史

・「医療機関、介護施設の感染対策で“ねばならないこと”と“ねばならないことでもないこと”
~コロナ後の感染対策の実践現場で無駄を省いて、質を保証する為に~」
 一般社団法人日本感染管理支援協会 代表理事 土井 英史

 A2Careのパートでは、エーツーケア株式会社 代表取締役 石原嘉文様より、秋田におけるMA-T®の社会実装に向けた取り組みや、地域との連携事例を紹介いただきました。また、サッカーJ2リーグ ブラウブリッツ秋田の藤山智史選手・矢田貝壮貴選手をお招きしたトークセッションを実施し、チームの日常や遠征時におけるA2Care製品の活用方法を、選手の目線でお話しいただきました。スポーツと科学の融合を通じて、MA-T®が地域の健康づくりや環境衛生の向上に貢献できる可能性について、お伝えいただきました。


  医療・介護関係者をはじめ、行政・企業・教育・研究機関等の皆様にご参加いただきました。皆様、熱心にメモを取られていて、有意義な時間となりました。参加された皆様にはMA-T®配合のA2Careマウスウオッシュとマウスクリーンジェルをお配りしました。

 
 本フォーラムの開催が、課題先進県・秋田において、MA-T®技術による健康寿命の延伸や新技術・雇用機会の創出など、地域課題の解決につながるきっかけになればと思います。

杏の杜財団は、エーツーケア株式会社、ブラウブリッツ秋田、そして皆様とともに、MA-T®の技術や製品を通じて、安心・安全、健康的で快適な暮らしの実現のための一助となることを目指し、今後も活動を続けてまいります。今回のフォーラムがアレルギー疾患や感染症を予防するきっかけとなれば幸いです。当財団は今後も様々な活動を支援していく予定です。